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シロクロの唄

手帳と本とセカオワと…好きを詰め込んだブログ

映画『マイ・インターン』~仕事に臨む姿勢を学ぶ

こんにちは、ぱる子(@wb_paruko)です♪

TSUTAYAでついに念願の『マイ・インターン』を借りてきました\(^^)/

 

 

簡単に言えば、年の離れた男女の友情物語。

ベン(ロバート・デ・ニーロ)は現役を退いて身をもて余している70歳のおじいちゃん。妻は死別しており、ひとりで生活を営んでいます。しかし生活が堕落することなく、朝も早くからスタバへ行き新聞を読みながらコーヒーを飲むことで、社会から取り残されないように本人なりに努力をしています。

ただ、サラリーマンを見ると少しもの悲しい顔をしています。サラリーマンの間でコーヒーを飲むだけでは、彼が望むような居場所は得られないのです。

そんなときに彼は、シニアインターンの募集チラシを見つけます。そこはファッションをインターネットで売る会社でした。

パソコンなんて電源を入れることすら危うい彼ですが、そこで働くことを考えたら我慢ができず、思い切って面接を受けることに……。

そして彼女、ジュールズ社長(アン・ハサウェイ)に会うのです。

 

 

見た、一番の感想!

開始30分で猛烈に仕事したくなります。予告編だとなんだか社長、女の弱さめっちゃ見えてるけど映画だとそんなことないです。

バリキャリです。分単位でスケジュール組んでて超忙しい。何せ社長ですから!

 

映画観ながらめっちゃ感想書きましたw

以降ネタバレ含みますので、映画観てない方で観ようかな……と思った方は、観た後のほうがいいかも。それでもオッケーであれば無問題!

ではいきましょう。

 

※記憶を頼りに書いているので、実際の物語と異なることがあるかもです。ご了承ください。

 


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ジュールズ社長の働き方は頑張る女性の象徴であり、理想であり、問題である

この会社をたった25人から今の200人超まで成長させたのは紛れもなく彼女です。

まずすごい!と思ったのは、映画の彼女の登場のしかた。コールセンターでクレーム対応をしているところです。

注文していたものと違うドレス(ワンピース)に対してクレームを入れてきたレイチェルという女性に、「では、こうしましょう」と言ってペラペラ解決策を言った後、「私の携帯番号は……」と“責任は私”として連絡先まで教えちゃいます。部下はそれ見てちょっと引いてたようなw

しかしその電話が終わった後、ヘッドフォンを外しちゃいます。んで彼女は愛用の“電気自転車”にまたがり言うんです。

 

「コールセンターやると勉強になるのよね」

 

え?コールセンターの人じゃないの??(←アン・ハサウェイが社長役だと知らなかった人)

マジか。私、コールセンターって絶対やだ。めっちゃクレームだし、全然つじつま合わない電話とかあるじゃん。

それを「勉強」……だと……?彼女の向上心にもはや閉口です。かっこよすぎて惚れます。

ちなみに電気自転車は社内を効率よく回るためのアイテムだそうです。外用ではなく内用ですたぶん。

 

そんな彼女、実は結婚してて子持ち。しかも旦那は専業主『夫』。

途中のシーンで彼女は自分のような女性のことを「がんばれ女の子世代」と表現します。

話は映画から少し離れるけど、私たちアラサー世代って子どもの頃から男女平等が進んでいて、いつのまにか出席番号は男女混合で、男の子に混ざって校庭駆け回り、教室では我先に手を上げて発言する……そんな生活をしていました。

当たり前のように大学進学して、総合職ついて、男性に負けないように働きます。それが当たり前。

結婚して寿退社?何それ??って感じ。

社会もそれを望みます。「女性の社会進出」が叫ばれてますから。

なんなら最近、配偶者控除の廃止だって話題になってますよ。女も働け、税金年金納めろっていう社会です。

 

これに関しては「ふーん、あっそう」って感じだけれど、そんな時代なんだなぁとは思う。

だから、ジュールズの言うがんばれ女の子世代ってすごくしっくり来るのね。男性になったことないから男性の気持ちは分からないけど、やっぱり社会で働くって女性には厳しいと思うの。

常に戦う姿勢でいるって、母性本能に反してるじゃん。よく分かんないけど、なんとなくそんな気がしてしまう。

映画に話を戻すと、専業主夫してる旦那のマット。彼が台所に立つのってすごく様になってる。彼は彼で期待されていた社会人だったわけだけど、妻のジュールズが会社を頑張るって言うんで代わりに家庭に入った人です。

でも彼、子どもの学校の保護者と浮気しちゃうのよねぇ……(((((((・・;)

それでジュールズは考えます。経営を任せられるCEOがいれば自分に余裕ができて、もっと家庭のこと考えられるのでは?と。でもこの会社は自分が築いてきたものだし……とても葛藤します。

で、ここで思い出したのが同じくアン・ハサウェイが主演の『プラダを着た悪魔』という映画。こちらも彼氏と仕事を天秤にかけました。かけた結果、こっちは彼氏をとりました。

マイ・インターン』ではベンや夫の後押しもあり、結論としては仕事をとった……のかな。微妙だけど。

でもそれでいいと思う。ベンも言ってたよ。

「女性が仕事で成功してもいい」んだって。彼女はかっこいい。自分に甘えず、あえてがんばる道を選んだのだから。

 

仕事か家庭か。

この二者択一は天秤にかけても無理よ。同じ重さだもの。

最近は男性も家庭に!という風潮が強くなってきたから、この択一に悩む男性もいると思います。みんなで一緒に悩もうよ。

ていうか悩まなくていい社会作ろうよマジで。

社会は国が作ってるんじゃない、働く私たち自身が作ってるんだから。自分で自分の首絞めるのそろそろ止めない?

 

ベンの人付き合いは着実に、コツコツと積み上げるクラシックな方法

彼は色んな意味でクラシック。

周りの若者が仕事始めに色んな機器を机に並べるなか、彼が取り出すのはガラケーにボールペン、電卓。極めつけにアナログ時計w目の前にパソコンあるだろうに!

でもね、若者はそんな彼を次第に尊敬していくの。それは彼がコツコツと相手と向き合って、ちゃんと会話して、触れ合っていくから。

女の子と喧嘩した若者ジェイソン(だったかな)に、メールで謝るんじゃなくてちゃんと直接謝るんだと喝を入れるのは思わず「そうだなぁ」と我が身を振り返ってしまいました。

私、本当に人付き合い苦手なんだけど、相手のこと分かろうとしてたかな?相手とちゃんと目を見て話せてるのかなと。むむ……。

あと、40歳も年上のインターンを雇うとジュールズが知ったとき、彼女めちゃくちゃ70歳のインターン舐めてて、ベンに仕事を回さないのね。でも彼はくじけない。

本当は楽しみにしていた社会復帰なんだからもっとガッカリしてもいいのに、彼は彼ができることを見つけて仕事をしていきます。

人が荷物を運んでいれば「私がやりましょう」と代わってみたり、誰もかたづけない机を朝7時に出社して片付けてみたり。

(この1件でジュールズ社長がようやくベンの名前を覚えてくれた)

これはもうね、当たり前なんだけどできないことのひとつだよ。だって人ってプライドあるじゃん。長年働いてたら「私がこんなことするの?」とか思っちゃうじゃん。

ジュールズから振られる仕事を待ちに待ってようやくきた仕事が『ジャケットの染抜きしたいからクリーニング出してきて』とか、死にたくなるよ私なら。少なくともトイレでこっそり泣くわ。

でも本当はそれじゃだめなんだよね。

私が好きな言葉のなかに、小林一三さん(阪急・東宝グループ創業者)の言葉があります。

 

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、だれも君を下足番にしておかぬ。

 

下足番とは、お客さんの履き物の番をする人のことを言うらしいです。自分の意に沿わない仕事でも、精一杯やっていればそれを認めてくれる人が絶対いるんです。

どんな仕事でも、自分ができるベストを尽くす。言うは易く行うは難しではありますが、ベンの行動を見て改めて肝に命じたいと思いました。忘れかけてたよ、ありがとう。

 

ジュールズの仕事ぶりも、ベンの人との付き合い方も、とても勉強になりました。

まだ書きたいことたくさんあるけど、長くなっちゃうから止めます(笑)

余談ですが、インターンの面接のとき、若者の社員がベンに「10年後の自分はどうなっていたい?」と聞きました。ベンは「70歳の私に?」とかなんとか言って、結局若者もぴんと外れなだと思って質問をやめちゃうんだけど。

きっとベンは答えられたと思う。その答えを聞いてみたかった。

私は10年後、どんな自分になっていたいだろう?

できれば、ジュールズがベンに言ったように、「あなたといると落ち着ける、自信が持てる」と友人や後輩から言ってもらえるような人になっていたい。そのためには、もっともっと頑張らなきゃいけないことがあるな。

日曜日、とてもいい映画を観られました。明日からも頑張ろうと思います。