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シロクロの唄

手帳と本とセカオワと…好きを詰め込んだブログ

SEKAI NO OWARI新曲Hey Hoを初めて聴いてなんとも言えない気持ちになった

こんにちは、ぱる子(@wb_paruko)です♪

来月の10月5日、SEKAI NO OWARIが新曲を出すのですが、それが超楽しみです!

先日のSOLで早くも初公開、そしてMVも解禁になりました。

アンティークな曲調でとてもかわいいです。さすが、分かってらっしゃる!すごい良いです!

 


SEKAI NO OWARI「Hey Ho」 - YouTube

 

「Hey Ho」の基礎知識

今回の新曲タイトルは「Hey Ho」。

映画 進撃の巨人の主題歌だったANTI-HERO、SOSでは英語詞が続いていましたので、久しぶりの日本語詞です。そういう意味でもファン的にはまた嬉しい新曲かもしれません。

 

あと少し説明すると、彼らが動物殺処分ゼロ活動支援プロジェクト「ブレーメン」を発足させ、それに伴った新曲。

動物殺処分ゼロ支援プロジェクト ブレーメン

 

この公式ホームページによると、

現在日本では、年間約15万頭以上の犬や猫といった動物が保健所などの施設に引き取られ、約10万頭が殺処分されている。
これは、1日あたり200頭以上の命が、処分されているという計算になります。

 

現実で起きていることを知れば知るほど、今まで自分達の音楽で世界は変えられないと思っていたけれど、もしかしたら自分達が動くこと、発信することで、今なら少しくらい何か「きっかけ」を与えられるんじゃないかと思い、メンバーで話し合い、動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」をスタートすることを決定しました。

とのことで、彼らなりの想いを込めた曲なのだろうと思います。

毎日新聞電子版では、彼らのインタビューが掲載されています。

(引用禁止なのでぜひURLで飛んで読んで欲しいのですが、中盤のSaoriちゃんの言葉が響きました。ブレーメンの趣旨は、ただ助けるのではないのだなと。)

 

犬猫殺処分ゼロ 新曲に込めた思い

http://mainichi.jp/articles/20160924/k00/00m/040/058000c

 

この想いを知らないと、ファン以外の人からは「ただ若者に人気らしいアーティストの新曲でしょ」「ドラゲナイに続いてまた不思議なテイストの曲がきたな」とか思われちゃいそう。

「そうじゃなくてね…」と、このプロジェクトについてはどんどん拡散されて欲しいと思うので、SEKAI NO OWARIがんばって!と心から思います。

あ、がんばるのは彼らじゃなくて本当は私たちなんですけどね。

 

聴いてみたらなんとも言えない気持ちになった

私が初めて聴いたのは、MVで。

本当はSOLを聞きたかったけど、「CD出るまでのお楽しみにしよう…!」と思ってやりすごしていたのです。

まぁ、つまり結局は誘惑に勝てなかったということです。

で、聴いた感想なんですけど、これはタイトルと見出しの通り。

 

“なんとも言えない気持ち”になった。

 

これをあえて形容するなら、たとえば“切ない”とか“哀しい”とか、こう…胸を締め付けるような何かです。

あれに似てる。

中学生の頃に『春に』という谷川俊太郎さんが作詞された曲を歌ったのですが、あの歌詞とあのメロディーを紡いでいるときの気持ちに似ている。

『春に』はこれです、知ってる人も多いんじゃないかな。我々の世代は。

(いまはどうなんだろう?)

春に 谷川俊太郎 【合唱】 歌詞付き - YouTube

恐れ多くも谷川俊太郎さんの歌詞を借りるのであれば、

声にならないさけびとなってこみあげる
この気もちはなんだろう

 

よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている

 

まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
あしたとあさってが一度にくるといい
ぼくはもどかしい

こんな感じ。

この歌詞の引用の意味が分からないですか?

本当にごめんなさい、でもこれなんです!

 

Hey Hoに話を戻しましょう。

歌詞を聞き取れないアホ耳ですが、心に残った歌詞はここ。

 

  •  どこか遠い世界のことなど どうでもいいやと呟いた
  • Hey Ho stormy seas 誰かからのSOS この嵐のなか船を出す勇気なんて僕にあんのかい?

 

時には周りと違う意見を持ち、主張したいと思うことはあります。

でも「勇気なんて僕にあんのかい?」の問いかけには、言葉が詰まります。誰しも「余裕!」ってことはないと思います。もしそうなら、たぶんそれは心のスイッチを切るのが上手いひと。

少なくとも私は、「他人からどう思われるのか?」「変な目で見られるかもしれない」という恐怖、「言ったら後には退けなくなる」プレッシャーなど、余計なことを考えてしまいます。

その心のスイッチをオフにするのってすごい労力。

ただ、ぽちっとスイッチを押すだけじゃなく、言葉で表すのであれば…箱から勢いよく溢れる大量の水を、腕ずくで蓋で押さえ続けるみたいな、そんな力。

だからきっと“切なく”思う。

彼らが歌う曲は正論で、力を合わせて動くことは正義で。

それなのに、それを目の前にした私は動けなくて、頷けなくて、苦しくなる。

その気持ちが先に引用した『春に』の歌詞に繋がるのかもしれません。

でも、もしこれが彼らの言う(というか個人的には深瀬さんの言葉として置き換えているが)、

少しくらい何か「きっかけ」を与えられるんじゃないか

の「きっかけ」に当たるのであれば、悔しいながら彼らのやったことはやはり正しいのでしょう。

私の心には“何かよくわからないもの”が植え付けられた、そんな気がするから。

 

深瀬さん、「深い森」という楽曲で、こんなことを歌ってました。

The prayers of beasts locked inside the camp
Are softly surrounded by the poison gas
It's just like what the world feared of all those years ago
The stories from 1940 to 1945
(保健所に囚われた獣の祈りを
毒ガスが優しく包み込む
それはまるで1940年から1945に起きた
世界が恐れたアノ出来事のように)

 これ2012年発売のENTERTAINMENTというアルバムに入っていたものなので、かれこれずっと気にかかっていたことがようやく今回のプロジェクトに結び付いたのかなと勝手に私は考えています。

 

※更に深読みするなら、SEKAI NO OWARI自身もこのプロジェクトがどう実を結ぶのか、それとも結ばないのかは不安なところではないかと思います。

曲中でも幾度となく繰り返されるHey Hoの掛け声は、そんな弱気になる自分達の気持ちを奮い立たせる合言葉のようにも感じました。

 

自分に何ができるのか?

これについては皆目検討がつきません。大小動けることはきっと何か絶対あるはずで、まずは小さいことから始めればいいんだとは思う。

それこそ意識を変えるだけ、とか。

ここにきて、Hey Hoの歌詞が突き刺さる。

誰かを助けることは義務じゃないと僕は思うんだ

笑顔を見れる権利なんだ 自分のためなんだ

 2分13秒から始まるこのフレーズです。

正しい意見、行動に対して気持ちのない右倣えをするのなら、それは今まで何もしていなかった流される自分と何が違うだろう。

義務ではない?自分のため?

これは……難しい……!!

(関係ないけど笑顔を~のときのSaoriちゃんがMAX可愛い)

 

今思い付くこととしたら、動物を買うときはペットショップじゃなくて保健所に行こうとかそういうやつ?

とにかく分かりません。

(じゃあブログなんて書くなよって話なんだけど)

 

とにかく。

Hey Hoが発売されるのは10月5日なので、今後彼らがメディアに出てくる回数も増えてくるはずです。内容が内容なだけに、プロジェクトが取り上げられることも多いはず。

そのなかで現実のシステムがどうなっていて、何が課題で、私たちがどうすればいいのかというのも自ずと見えてくるでしょうか。

しばらくはその動向を自分の目で確かめて、感じ取っていきたいと思います。

 

 

Hey Ho(期間限定盤)

Hey Ho(期間限定盤)