シロクロの唄

手帳と本とセカオワと…好きを詰め込んだブログ

東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の読書記録

こんにちは、ぱる子(@wb_paruko)です♪

のんびり読書して、数日かけてタイトルの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を読み終えました。その感想などの記録をつらつらと。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
 

 

 あらすじ

コソ泥をして逃亡中の敦也・翔太・幸平は突然盗んだ車が動かなくなり、仕方なく以前翔太が見つけた廃屋「ナミヤ雑貨店」に逃げ込み夜が明けるのを待つことに。三人が店を物色していると、突然シャッターにある郵便口に手紙が投げ込まれる。手紙を開けるとそこには、月のウサギと名乗る者からの悩み相談が書かれていた。店に残っていた雑誌によると、ナミヤ雑貨店はかつて店主が投函された相談に一生懸命答えてくれる事で有名だった。敦也は放っておこうというが、翔太と幸平はこんな機会でないと人の相談に乗れないと返事を書く事を決意する。

これがウィキペディアに掲載されている第1章のあらすじです。ナミヤ雑貨店の奇蹟 - Wikipedia

この『ナミヤ雑貨店』と『相談の手紙』を取り巻く様々な人物が織りなす物語が、第5章までそれぞれ続きます。章ごとに主人公が違うので短編集のようでいて、すべての章が繋がっているのがさすが東野作品、とても面白い。

 

分類は東野圭吾の不思議感動ストーリー

語れるほどの知識がある訳ではないので恐縮ですが。東野圭吾作品を読んでいると、作品の内容によって大きく2つのカテゴリーに分類することができる私は考えています。(後で考えたらもっとカテゴリーあるかもとか思ったけど修正せずw)

 

  1. 謎解きミステリー
  2. 不思議感動ストーリー

 

ネーミングセンスゼロで本当にすみません(笑)

1番の謎解きミステリーは、例えばガリレオシリーズとか、加賀恭一郎シリーズとか。基本、殺人が起きて主人公が解決していくいわば王道のミステリー。

一方2番は、ミステリーなところもあるけど、現実に起こり得ないと思われる不思議な現象を軸にストーリーが進んでいくもの。作品でいえば、死んだ娘の体に妻の魂が宿ってしまった家族の物語である『秘密』や、難病の息子が父の若い頃にタイムスリップして交流を図る『時生』とか。私はこの2番のカテゴリーが東野圭吾作品では好きで何度も手にとっては読んでいます。

今回の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』も、過去と未来を結んだ不思議な雑貨店にまつわる話になるので2番の作風がお好みの方はきっと気にいるストーリーだと思います。

 

 2017年映画化決定

これはブログを書くのにネット検索をして初めて知ったので偶然なのですが、実は今年この作品は映画化されるらしいです!

9月23日ロードショーで、主演は山田涼介さん、西田敏行さんと豪華です。さすが!

そしてもうひとつ。作中では「再生」というタイトルで魚屋ミュージシャンが作曲した曲があるのですが、それを映画で「REBORN」とタイトルを変えて主題歌として山下達郎さんが書きおろすということですよ…!何度も作中でキーとなってきた「再生」を山下達郎ワールドで聴けるなんてすごい。それだけでも興奮する。

 

読んだ感想

あんまり書くとネタバレしちゃうので嫌なんですが、読み終わったあとは5つある章がすべて繋がってすっきり♪(´ε` )って感じです。

そのぶん、第1章だけ読んでやめてしまうと勿体無い。彼らが誰にどうしてコソ泥をしてしまったのかが分かるのが最後の第5章だからです。もちろんタイトルの『ナミヤ雑貨店』の主人の話も中盤で明かされ、彼がなぜ雑貨店なのに悩み相談なんか請け負ってるのかも作品を読むにつれて分かってきます。また同じ児童養護施設がなぜ何回も出てきて関係してくるのか、などなど。

人物の背景を考えた上でのストーリー構成。それぞれの人物がそれぞれの人生を歩み、そしてナミヤ雑貨店の奇蹟という結果に繋がっていく過程が読んでいてほっこりしました。

最初がコソ泥から始まったからどうなるのかと心配したけど、心配損でしたwww

 

まとめ

東野圭吾作品にハズレは無いよなぁと思いながらも、章ごとに独立していたためつい読むスピードが落ちてしまいました。が、後半になるにつれて面白さが増してページをめくる手が止まらなくなりました!

映画化も前になりますし、ぜひ話題の原作を今のうちにチェックしてみてください(^ ^)

映画観たいけど9月じゃ絶賛子育て中で無理だろうな…私はブルーレイ化してからのお楽しみにしておきたいと思います( ̄◇ ̄;)